砂張(さはり)は佐波理とも書き、奈良時代から正倉院の宝物として扱われてきた貴重な金属。
砂張の音は「魔を切り、場を清め、悪霊を祓う」と言われています。
古来技法により生み出された砂張りんは音が鳴り上がりすると言われ、五年十年使用しているうちにどんどん音が良くなるのが特徴です。
しかし、砂張は技法が少しでも変わると全く違った性質を形成する不思議な金属。
鋳造の難しさ故、ごく限られた工房のみしか扱えないという砂張を、古来より守り伝承されてきた職人の技でひとつひとつ大切に作られた、砂張りん。
切れの良い音、うねりを持った余韻、低重音の唸りは大切な人を想う時間にふさわしい逸品です。
金物の産地として有名な富山県高岡市で砂張銅と錫の合金で作られた、砂張りん「すずなり」りん台・りん棒セットです。
りん台中央には滑り止めのクッションが取り付けられており、おりんが揺れても転がり落ちることはありません。
砂張は強い衝撃に弱く割れることもございます。お取り扱いには十分ご注意ください。
- 商品サイズ:高(H)×直径(Φ) 単位:mm
1.8寸:りん - H37×Φ55 りん台 - Φ65 りん棒 - H67×Φ20
- 材質:りん - 砂張、りん台・りん棒 - 真鍮・樹脂
- カラー:黒/赤 りん台・りん棒の色をお選びいただけます。
- 生産国:日本
- 商品画像は実際の色とは若干異なる場合がございます。また、商品の特性により寸法や形状、色味など同商品でも個体差があり1点1点多少の違いがございます。予めご了承ください。